2019/12/16 木こりと斧

今日はなんかずっとミーティングが連続していて、大して何か生み出せる日でもなかったなと思う。 強いて言うならnginxにモジュールを組み込んで使う系のソフトのビルド環境を完成させたので、明日それを使う環境を整備できたら良さそう。

そして今日夕方ぐらいからずっと考えていることがある。長々とブログエントリをしたためたのだけど、いまいち自身で納得がいかないので投稿してない。 簡単に言ってしまうと、僕や、僕のいるチームはジレンマを抱えた木こりだと思っていた。そのジレンマを解消するのも僕の役割だと思ってやってきていたけど、この1年、2年ほどを振り返ると、僕は、僕らは、斧の切れ味というジレンマを抱えた木こりではなく、その木こりに振られる切れ味の悪い斧なんじゃないかという考えに至った。 木こりはただ、斧に向かって、もっと切れろという。どの木を切るか、どの客の木を優先するか、そういった裁量を持てていたのだろうか。持とうとしたか。持たせてもらえたか。自分たちの意思で仕事をしてきただろうかと考えているうちに、ただ振られるだけの斧のように思えてきたのであった。斧の柄を握っているか、自分の柄を握られているかではだいぶ違うよなあ。

ドロシー嬢が言いそうな話である。